ベトナム総合統計局(GSO)によると、2008年7月の消費者物価指数(CPI)
は前月比1.13%上昇ということになり、今年になってから最小の上げ幅となった。
(6月の上昇率は、その前の月より2.14%上昇)
また、今年の7ヵ月間の上昇は、前年比21.28%上昇した。
CPIの上昇は事前に発表されていたホーチミン市、ハノイ市の数値のように
低いものであったが、今週21日(月)に発表されたガソリンの値上げが今後のCPI
に影響を与えるのは間違いない。ベトナム株式市場では、ガソリンの上昇に過敏に反応し
ベトナム株価指数は急落している。
24日(木)の第1セッションでは、国家のCPI発表を受けぬまま、
優良銘柄に買いが集まり一時はストップ高になる銘柄が予想外に現れたが、
第2セッションのザラ場に入ると次第に売りに押されて値を消し前日比マイナスで
第3セッションを終了する優良株が多かった。また、相対市場でも売りが多かった。
ただ売買高は多くなり流動性はこれまでの2日より増したといえる。
利益確定をしたい投資家と、割安になったと感じた投資家がマッチングした。
本日25日のマーケットは、来週をうらなう上で極めて重要で、発表されたCPIを
投資家がどのように受け止めるかが注目される。悪く考えれば織り込み済みであり
事前のガソリン値上げのショックを払拭できない。前向きに考えれば、インフレが
収まりつつあり企業活動にプラスであるということである。
ベトナム株価指数は、24日の終値で435.79であり、25日移動平均線と
接触した。ここで反発してブル相場突入を印象づけるか、それとも節目の400ポイントや
最安値の360ポイント代付近まで下落して底値を確認するのか未だわからない。
様子見の投資家が多くなるのではなかろうか。
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