ベトコムバンク(VCB)のIPOが26日に迫りました。私は参加しないのですが日本人投資家も多数応募されていると思います。ベトコムバンクが有望な銀行であるのは間違いないのですが、私が度々ホーチミンを訪れた印象としては、仕事の処理が遅い、無駄多いように思われました。これは窓口業務に関してです。それとベトコムバンクの評価が関係あるわけではないのですが、私は最低落札価格が10万ドンと聞いて魅力的には思えませんでした。一節によると、10万ドンとするとPERは60倍弱といいます。他のSTBやACBが30倍程度ですから、これは割高です。
ところで、新興国のファンドのポートフォリオを見てみると、銀行業が上位に入っています。このように新興国の発展をささえているのは銀行でありその恩恵を受けている、そしてファンドもそれを評価、期待していると考えられます。そこでベトコムバンクのIPOでもファンドの応募はかなりあると思われます。しかし、だからといって18万とか20万とかこういった価格帯での入札は考えられず、15万ドン未満でかつさらに安い価格での入札をすると考えられます。
私は、サコムバンク(STB)を持っていますが、国営系の銀行には興味あります。BIDVやインコムバンクのIPOがあるなら、条件次第で考えたいと思います。今回のベトコムバンクのIPOはそのためのひとつの指標としての価値はあるのではないでしょうか。10万ドンという高めの最低落札価格の設定はこれを最後にして、投資家にメリットのある価格から入札を行うように、今後のIPOでは考えていただきたいと思います。






