ベトコムバンク(VCB)のIPOが26日に迫りました。私は参加しないのですが日本人投資家も多数応募されていると思います。ベトコムバンクが有望な銀行であるのは間違いないのですが、私が度々ホーチミンを訪れた印象としては、仕事の処理が遅い、無駄多いように思われました。これは窓口業務に関してです。それとベトコムバンクの評価が関係あるわけではないのですが、私は最低落札価格が10万ドンと聞いて魅力的には思えませんでした。一節によると、10万ドンとするとPERは60倍弱といいます。他のSTBやACBが30倍程度ですから、これは割高です。
ところで、新興国のファンドのポートフォリオを見てみると、銀行業が上位に入っています。このように新興国の発展をささえているのは銀行でありその恩恵を受けている、そしてファンドもそれを評価、期待していると考えられます。そこでベトコムバンクのIPOでもファンドの応募はかなりあると思われます。しかし、だからといって18万とか20万とかこういった価格帯での入札は考えられず、15万ドン未満でかつさらに安い価格での入札をすると考えられます。
私は、サコムバンク(STB)を持っていますが、国営系の銀行には興味あります。BIDVやインコムバンクのIPOがあるなら、条件次第で考えたいと思います。今回のベトコムバンクのIPOはそのためのひとつの指標としての価値はあるのではないでしょうか。10万ドンという高めの最低落札価格の設定はこれを最後にして、投資家にメリットのある価格から入札を行うように、今後のIPOでは考えていただきたいと思います。
2007年12月アーカイブ
ベトコムバンクのIPOのための換金売りと投資家心理がマイナスに働いていることから、このところのベトナム株は下げる一方の展開でした。昨日18日はインデックス900ポイントを目前にして踏み止まり前日比プラス8.45の919.6ポイントで引けました。IPOのための売りもそろそろ一段落していいはずですし、売られ過ぎた株、割安になった株に買いが入っておかしくないと思います。これを好機ととらえ、買い付け、ポートフォリオの再構築を行いたいところです。
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ベトコムバンク(VCB)のIPOが決まってから、上場株が大量に換金され市場から資金が逃げています。IPOの保証金は10%を用意しておけばいいのですが、落札後の支払を考えた売りもあると思います。
この年末、もしベトコムバンクのIPOがなかったら市場は上げていたでしょう。企業も成長し、株式の分割および配当も発表されました。以前でしたらこのようなニュースで株価は上昇していました。
しばらくは、ベトコムバンクIPOのショックから市場は抜け出せないと思います。しかし、落ち着いてくれば安く株を買うチャンスでもあります。口座をお持ちでなければ、口座の開設には時間がかかるので今の内に作っておくのも手だと思います。
すでにベトナム株投資をしている私は、新興市場はこのようなものと思って静観しています。
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